暦の上では立冬でしたが……。
増毛町のこの季節としては、いつになく、温かい気候が続いておりました。役場庁舎・屋上から見える景色…。
海は、穏やかに凪ています。水平線には小さく…漁船が何隻か見えました。
お天気が良いので、駅前の様子を皆さまにお伝えしたく、見に行ってみました。
駅舎から繋がる、ふるさと歴史通りには、毎年沢山の観光の方が訪れますが、この日は平日という事もあり、人影もまばらで物静かな
時間が流れていました。
駅を出ると、風情溢れる景観が目に飛び込んできます❢
歴史的建物群のひとつ…旧富田屋旅館と風待ち食堂❢がそびえ建っています。
増毛町は明治~昭和初期にかけて鰊漁で栄えた町…。
大正時代に鉄道が開通してからは、貨物輸送も始まり、増毛町の玄関口として賑わっていたようです。
余談ですが、当時、列車には鰊の鱗が沢山ついており、深川名物のうろこ団子のいわれは、そこから来ているとも…聞いたことがあります。
時が移り変わった今でも……その繁栄ぶりを伺い知ることのできる、石造りや木造の建物が町内には、数多く点在しております。
駅前通りには、石造りの呉服店(旧商家丸一本間家)や、地元の軟石で建てられた醸造元(国稀酒造)や旧増毛館・農業倉庫跡などが
あり、当時の名残りをゆったりと感じられる空間です。
ふるさと納税の使い道の中で、皆さまからのお気持ちを、この旧富田屋旅館の存続~に募らせていただいております。
- 地域の宝物を掘り起こし、育成・活用する過程で地域づくりや人づくりを展開する。
- 自分が暮らすまちや地域への愛着と誇りを醸成する。
- 観光の促進をはじめ、地域経済の活性化へとつなげる。
皆さまからのお気持ちに心から感謝し、大切に活用させていただきたいと思っております。
担当 エム